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別府市の「LIFE」がシカとイノシシの「ジビエラーメン」 CFで「大分の味を全国に」

「シカとイノシシの大分県産ジビエラーメンを全国に」と話す山本さん

「シカとイノシシの大分県産ジビエラーメンを全国に」と話す山本さん

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 別府市のラーメン店「Noodle Factory LIFE(ヌードル ファクトリー ライフ)」(別府市元町5、TEL 0977-70-9100)は現在、シカとイノシシをスープや具に使った「大分県産ジビエラーメン」をリターン品とするクラウドファンディング(CF)を展開している。「大分のジビエ」「ジビエとラーメン」をリンクさせた一杯で、店主の山本智裕さん(33)は「大分ならではの味を全国の人に届けたい」と意気込んでいる。

「LIFE」の「鹿らーめん」

 山本さんは別府市出身。福岡の学生時代にラーメン店でアルバイトを始めたところその魅力に引かれ、大学卒業後、福岡市の人気店に入社した。およそ15年にわたりラーメン作りに没頭。新店舗の立ち上げやマネジメントといった経営面も学んだ。30代に入ったところで帰郷。2019年3月、「県産食材を使う大分らしい一杯」をコンセプトに自身の店舗を構えた。

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 これまで九州に根付く豚骨のほか、塩、しょうゆ、鶏白湯(ぱいたん)、トビウオを使った「あごだし」など約20種類のラーメンを作ってきた。スープの研究を繰り返す中で、大分県のシカとイノシシを合わせた捕獲数が北海道に次いで全国2位(2016年)であることを知り、狩猟肉を取り扱う「椿説(ちんぜい)屋」(由布市湯布院町)の協力を得て2種類のラーメンを完成させた。

 「鹿ラーメン」のスープは透き通った清湯(ちんたん)。麺は細麺。ミンチしたシカ肉とパクチーをトッピングしてラー油を垂らす。「全体のバランスはこれまでに作ってきた中でベスト3に入る」という一杯。

 「猪(いのしし)ラーメン」は豚骨同様のとろけるスープを選択。イノシシ肉のチャーシュー(またはミンチ)を添える。「臭みを取り切りながらも、ジビエならでは香りと味を楽しめる。『これがイノシシ?』と想像を覆す味わい」と山本さん。

 CF大手の「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で実施。リターン品にはスープ(冷凍)、麺、特製チャーシューなどのトッピング具材を同封する。種類は3食セット(送料込み3,000円)、5食セット(同5,000円)、10食セット(同9,000円)、ジビエ&厳選ラーメン10食セット(同1万円)。このほか山本さんとオリジナルラーメンを開発する権利「世界に1杯だけの、あなたのためだけのラーメンを作ります!!命名権もプレゼント!!」(10万円)も用意する。目標金額は50万円で、集まった資金は全てジビエラーメンの制作費に充てる。4月30日まで。

 山本さんには、県産食材を使った独自のラーメンを「大分ラーメン」として広め、町おこしにつなげていくという夢がある。「大分とジビエとラーメンがうまくつながった。このラーメンをきっかけに、大分のことや、ジビエの可能性やおいしさが多くの人に伝われば」と話す。

 ジビエラーメンの提供は現時点でCFのみ。店舗での提供は未定。営業時間は11時30分~14時、19時~翌1時。月曜定休。

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