大分の中心部各商店街などで夏のにぎわいとなっていた「土曜夜市」の復活に向けて、セントポルタ中央町で事業を営む若手と大分市中央町商店街振興組合(大分市中央町2、TEL 097-532-0380)が中心となって動き始めた。
毎年6月~8月の毎週土曜日に多くの屋台が並び夏の恒例イベントとして親しまれていた同イベント。出店する商店主の減少や郊外のショッピングモールの影響を受け年々規模が縮小。昨年、ついに長きにわたる歴史の幕を閉じることとなった。
組合事務局長の太田さんは「市内中心部のにぎわいとして親しまれていた『夜市』が無くなり、土曜の夜は寂しく感じられる。十分な資金や人手があるわけではないが、できる事からやっていきたい」と意気込む。
「時代と共に露店のあり方も変わってきている従来の縁日的な出店もあるがバルーンやネイルショップなどものづくりを主としている店も参加。徐々に出店数も増えている。『夜市復活』を応援してくれる仲間や出店者も募集している。多くの人が集まり参加して街中ににぎわいを取り戻せれば」とも。
現在、売り上げ全額を「夜市復活」のイベント費用に充てる「夜市復活缶バッジ」(500円)を商店街の店舗とインターネットで販売している。
夜市は7月12日~27日の毎週土曜日に開催。26日・27日は「セントポルタ夏祭り」を同時開催する。詳しくはホームページで確認できる。