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大分で「化けた!出た!道具のおばけ」展-大分で出土した道具も

大分市歴史資料館「化けた!出た!道具のおばけ」展

大分市歴史資料館「化けた!出た!道具のおばけ」展

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 大分市歴史資料館(大分市大字国分、TEL 097-549-0880)で7月12日、テーマ展示「化けた!出た!道具のおばけ」展が始まった。

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 百鬼夜行絵巻に描かれた道具のお化けの世界を、資料館に所蔵されている道具や絵画資料から「モノを大切にしてきた心」を紹介する同イベント。

 展示する道具は約30点で、室町時代に使われていたと思われる「分銅」(ふんどう)は大分市尼ケ城遺跡で出土。そのほか、市民が昔から使っていた道具などを展示している。

 パネル展示では兵庫県立歴史博物館にある「百鬼夜行絵巻」の他江戸時代前期の作品「大職冠図屏風(びょうぶ)」などを展示している。

 同館学芸員の藤坂さんは「昔の道具(民俗資料)の中で室町時代から同じ形のものであったり、最近まで使われていたものがあったりと道具を簡単に捨てる事はなかった。実際に使われていた道具を見てモノを大切にする心を学んでほしい」と期待を寄せる。

 展示解説講座は8月10日14時~。参加無料。

 開館時間は9時~17時。入場料は、大人=200円、高校生=100円(中学生以下は無料)。9月28日まで。

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