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別府市とビームスが学生対象のタブロイド紙編集講座 市民文化祭用のラジオ番組制作も

応募を呼び掛ける田邉さん

応募を呼び掛ける田邉さん

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 別府市と大手セレクトショップ「BEAMS(ビームス)」は現在、市内の大学に通う学生を対象とした編集ワークショップ「BEPPU* Local Paragraphs 2021」のメンバーを募集している。プロ編集者の指導を受けてタブロイド紙を発行するほか、インターネットの音声メディア「ポッドキャスト」を使ったラジオ番組も制作し、市民文化祭「ベップ・アート・マンス」で配信する。

昨年のミーティングの様子

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 「ベップ ローカル パラグラフ」は学生に新しい別府の財産を掘り起こしてもらう企画で、昨年初めて実施した。編集者に川田洋平さん、桜井祐さん、瀬下翔太さんを迎え、32人が3班に分かれてタブロイド紙制作に携わり、B4判32ページの冊子を発行した。新型コロナウイルスの影響で、取材などはオンラインを活用して行った。

 今年も3人が指導。昨年のスタイルを引き継いでタブロイド紙発行を目指すほか、ラジオ番組の制作にも取り組む。声を通して新しいコミュニティーとネットワークを育む企画で、ベップ・アート・マンス(11月20日~来年1月23日)の一プログラムとして週1回以上の配信を目指す。

 別府大学・短期大学・大学院、立命館アジア太平洋大学(APU)、別府溝部学園短期大学の学生が対象。居住地域は問わない。編集やコンテンツ制作経験も不要。定員は10人程度で、8月1日までに専用応募フォームから申し込む。帰国中の留学生も応募できる。参加無料。希望者多数の場合は記入内容から選考する。

 8月2日にメンバー発表、11日にオンラインでキックオフミーティングを行う。8月30日~9月5日は別府市内で集合形式のワークショップを開く。ポッドキャスト配信と並行してタブロイド紙編集を行う。来年2月下旬完成予定。

 担当の別府市秘書広報課の田邉悟さんは「プロの編集者と共にディープな別府を探るチャンス。別府、編集、SNSへの熱量は負けないという学生は奮って応募してほしい」と呼び掛ける。

 別府市とビームスのコラボレーションは2016(平成28)年から実施。これまでの取り組みは新しい土産物の開発、フリーマガジンの制作など。

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