大分市は7月28日、市役所(大分市荷揚町2)で育てたゴーヤーの無料配布を始めた。温暖化問題に関心を持ってもらう目的で、8月25日まで毎水曜に実施する。
地球温暖化対策の一環として、毎年、本庁舎南側のベランダで日よけ用として栽培。収穫したゴーヤーは市民らに配っている。
今年は2~6階にゴーヤー、7階にアサガオを植えた。市環境対策課によると「緑のカーテン」は、室内の温度を昼夜平均で1~2度、日中の13時~14時は5度ほど下げる効果があるという。
配布は本庁舎1階案内所横で行う。1回の配布数は約100本。1人2本で先着順。袋などは用意していないのでマイバッグなどが必要。
今年の生育は順調で、初回は約150本を用意した。毎年配布を楽しみにしているという市内の女性は「これを手にすると夏本番という感じ」と笑顔。
今後の配布日は8月4日、11日、18日、25日。