大分市花卉(かき)同好会の朝顔展が7月30日、大分市の若宮八幡社(上野町)で始まった。色や大きさの異なる涼やかな花々が、訪れた人の目を楽しませている。
今年で71回目。朝顔会会員45人が、高さ60センチの支柱につるを巻き付けて育てる「行灯(あんどん)仕立て」、つるを切って鉢植えにする「切り込み仕立て」の2部門に約300点を出品。花の大きさや色、全体のバランスなどを競う。
境内に設けた専用棚に当日持ち込む形で自慢の「作品」を展示。1日ごとに花を摘んだり、咲き具合の良い鉢に変えたりして、毎朝の審査会に備える。
観賞時間はアサガオの開花に合わせて7時~12時に設定。事務局長の加藤正清さん(77)は「8時から10時ごろが見頃。毎日変わる花を楽しんでほしい」と呼び掛ける。8月3日まで。