「第40回大分七夕まつり」が8月4日、大分市の中心街で始まった。大分市まつり振興会主催。新型コロナウイルスの影響で規模を縮小して実施する。
JR大分駅府内中央口広場では「府内戦紙(ぱっちん)」の山車や法被を展示。主催する大分商工会議所青年部が、伝統を次代へ引き継ぐ目的で企画した。祭り自体が中止となった昨年に続き、山車は運行しない。
会場には戦国武将や「子どもぱっちん」の山車のほか、参加団体から寄せられた短冊を付けた七夕飾りを設置。過去の府内戦紙の様子も映像で紹介している。
山車の引き手がまとう、参加企業の色とりどりの法被も展示。スマートフォンでQRコードを読み取ると、練り歩く山車が背景になる写真を合成できる仕掛けも用意している。
6日まで展示。山車は午後6時から点灯する。
このほか6日から、J:COM ホルトホール大分1階エントランスホールで神社神輿の展示(8日まで)、市内中心部商店街では七夕飾り付け(10日まで)が始まる。 8月7日は、17時から短冊を結び付けた約1万8000個の風船を空に飛ばす「七夕ブロードウェイ2021」がある。実施場所は非公開。当日の模様はユーチューブでライブ配信する。