大分経済新聞が2021年に配信した記事で、最も多くの閲覧数（PV＝ページビュー）があったのは、3月16日に配信した「大分市明野に『資さんうどん』県内1号店　チェーン最多118席で無休＆24時間営業」だった。

九州乳業の移転した直売所のニュースが2位に

　今年1月1日から12月17日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 大分市明野に「資さんうどん」県内1号店　チェーン最多118席で無休＆24時間営業（3/16）

2.大分市の九州乳業が直売所移転＆拡大　ゆったり空間にアウトレット品などずらり（10/13）

3.別府市に星野リゾート「界 別府」　館内は「温泉街」、部屋は全室オーシャンビュー（7/8）

4. JR大分駅ビルにスイーツ2店　「焼きたてチーズケーキ」＆「量り売りチョコ」（3/5）

5.大分市の「博多ラーメン七萬」、時短要請で7時から新食文化「朝ラーメン」（5/14）

6. 杉乃井ホテル閉館棟で屋内爆破「レア」ロケ　別府市舞台の特撮映画「怪獣ブゴン」撮影（12/3）

7.別府公園にキッチンカー7台集結　カレー、ブリトー、ホットサンドにかき氷も（7/7）

8.大分駅ビルに英国発「ホテルショコラ」　チョコレート販売やカフェなどチェーン最大規模で（6/4）

9. 別府市の建て替え共同温泉、一般に貸し切り開放　「源泉掛け流し楽しんで」（1/25）

10. 大分市に保護猫観賞カフェ「かぎのしっぽ」　「幸せ」の空間で厳選メニュー、譲渡会も（7/20）

　1位は北九州市を中心にうどんチェーンを展開する「資（すけ）さん」（福岡県北九州市）の「資さんうどん明野店」がプレオープンする記事だった。大分県1号店、チェーン最多の全118席、年中無休、24時間営業といった強みのある要素で閲覧数を伸ばした。同記事は上半期PVランキングも1位で、年間を通してトップの座を守り切った。

　2～4位は新しい施設や店舗の開業を紹介する記事が入った。2位は、大分の乳製品メーカー「九州乳業」がアウトレット商品などを取り扱う「みどり工場直売所」 を工場敷地内にオープンするニュース。敷地外に設けていた旧店舗からの移転で、地元企業の取り組みに多くの目が注がれた。

　3位は、星野リゾートの「星野リゾート 界 別府」のグランドオープンを伝える記事。全客室から別府湾を一望できる人気高級宿泊施設の開業に多くの興味が集まった。

　4位は、JR大分駅ビルのアミュプラザおおいたの1階にオープンした「由布院ミルヒ」「リンツショコラブティック」のスイーツ系2店を紹介するニュースだった。

　「新型コロナウイルスと食」に関連した記事も2本が入った。5位は、飲食店への営業時間短縮要請を受け、大分市の「博多ラーメン七萬（ななまん）」が提供を始めた「朝ラーメン」の記事。7位には3度の延期を乗り越えて開催する別府公園の「キッチンカーマルシェ」のニュースだった。

　このほか、別府温泉杉乃井ホテルであった「怪獣の湯 大怪獣ブゴン」の屋内爆発シーン撮影の記事が6位。ガラス越しに保護した猫を観賞できる大分市のカフェ「かぎのしっぽ SAKURAZAKA Café」オープンのニュースが10位にランクインした。