大分市の春日神社(勢家町4、TEL 097-532-5638)で12月29日、本殿に大しめ縄を取り付ける作業があった。
しめ縄は長さ約7メートルで重さ約170キロ。勢家町の氏子ら約20人でつくる「春日神社しめ縄会」が10日をかけて作った。
29日は10時前から作業を開始。同会会員らが高さ約3.5メートルの梁越しにしめ縄を引き上げ、左右のバランスなどを確認しながら取り付けた。会をまとめる村上正信さん(92)は「青々として良い出来。新年にぴったり」と満足そう。
同神社には例年、約30万人の初詣客が訪れるが、今年は新型コロナウイルスの影響による参拝自粛などで約18万人にとどまったという。来年の初詣に向けても、混雑を避けての参拝を呼び掛けている。