全国農業協同組合連合会（JA全農）と女性アイドルグループ「虹のコンキスタドール」（虹コン）が国産農畜産物の魅力を伝えるユーチューブ番組「全農プレゼンツ 届け！ファンファーム シーズン2」の大分編が、1月13日から3回にわたって配信される。メンバー3人が県産オリジナルイチゴ「ベリーツ」、高糖度サツマイモ「甘太くん」などを紹介する。

イチゴ農園では収穫作業も

　「虹のコンキスタドール」は2014（平成26）年に結成。現在のメンバーは14人で、2019年に「全農の食の応援団」に任命された。番組は、数人のメンバーが全国の生産者や直売所を訪ね「農業の素晴らしさ・食の大切さ」を発信する内容で、2020年にスタート。シーズン2は、2021年4月から今年3月までの第2・4木曜18時から全24回を配信する。

　大分編はシーズン1、2を通して初めて。1月13日に「甘太くん」、1月27日に日出町の直売所、2月10日に「ベリーツ」を紹介する。

　配信に先立ち、12月10日・11日に大分県内で番組収録があり、的場華鈴さん、隈本茉莉奈さん、大和明桜（あお）さんが来県した。

　3人は杵築市片野の日浦悠さんのイチゴ農園でベリーツの収穫を行ったほか、臼杵市野津町の後藤謙治さんのサツマイモほ場ではトラクターによる整地も体験。試食では蜜が染み出し、ねっとりとした「甘太くん」を味わった。

　JA全農おおいた企画管理課では「3人ともベリーツも甘太くんも食べるのは初めて。素材のおいしさを素直に表現してくれたので生産者も喜んでいた。そうしたシーンを見てもらえれば」としている。