大分市中心街のアーケードに4月29日、人型の白い巨大オブジェ登場した。
街中の回遊性を高める美術イベントで、大分都心まちづくり委員会と大分県立美術館OPAMが「まちなかアート展 in 商店街」として開催。JR大分駅とOPAMの中間点となるガレリア竹町ドーム広場にアート作品を設置した。
巨大オブジェは、加藤亮さんと児玉順平さんによる美術ユニット「オレクトロニカ」が2017年に制作。素材は発泡スチロールで土台を含めた高さは4.8メートル。商店街のセントポルタ中央町とガレリア竹町が交わる広場に5月1日まで展示する。
児玉さんは「駅と美術館をつなぐ商店街は、多様な人が行き交う動きのある空間。そうした場所に巨大なものが静止している光景をそれぞれの視点で楽しんでほしい」と話す。
OPAMは現在、JR大分駅のホームギャラリーでオレクトロニカの「figures mobile」、美術館で世界的ファッションデザイナー・コシノジュンコさんの創作活動を紹介する「コシノジュンコ 原点から現点」を開催中。JR大分駅の北側広場ではコシノジュンコ展の関連イベントで、ラーメン専門店の一風堂が「JUNKO Black」(1杯800円)を5月3日まで販売する。