見る・遊ぶ

大分・由布岳で山開き 「スーパーボランティア」尾畠さん今年も登山客につえ

登山客につえを配る尾畠さん

登山客につえを配る尾畠さん

  • 13

  •  

 由布市と別府市にまたがる由布岳(1583メートル)の山開き祭が5月14日、正面登山道入り口で開かれた。

大分・由布岳で山開き 来場者に記念の帽子を配布

[広告]

 両市でつくる由布岳観光協議会の主催で43回目。陸上自衛隊の演奏で登山客らを迎え入れ、先着1000人に記念品の帽子を配布した。

 9時からの式典では由布市の相馬尊重市長が「眺めて良し、登って良し、眺望良しの由布岳。多くの人に登ってほしい」とあいさつ。関係者でテープカットを行い、万歳三唱した。

 曇り空と霧でふもとから山容は確認できなかったが、登山客は山頂目指して次々とスタート。それぞれのペースで足を進め、新緑の登山を楽しんだ。

 登山道入り口には、四半世紀にわたって登山道整備に取り組んでいる日出町の「スーパーボランティア」尾畠春夫さん(83)が今年も姿を見せた。手製の竹のつえ220本を用意し、記念撮影などに応じながら、「道が滑るからつえがあると楽ですよ」と安全登山を呼びかけた。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース