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大分県立美術館で「朝倉文夫」展 猫作品含む43点、作家らが詳細説明

説明会で作品を紹介する阿部さん

説明会で作品を紹介する阿部さん

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 大分県立美術館OPAM(「大分市寿町)で6月9日から「朝倉文夫生誕140周年記念 猫と巡る140年、そして現在」が開催されるのを前に5月22日、開始前の説明会が開かれた。

「朝倉文夫」展 猫作品含む43点、詳細説明する作家

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 朝倉文夫(1883~1964)は豊後大野市朝地町出身。日本の近代彫刻彫塑界をけん引した作家。1948(昭和23)年に彫刻家として初めて文化勲章を受章した。無類の愛猫家としても知られ、多数の猫を題材とした作品を残している。

 朝倉文夫展は大分県立美術館主催、大分経済新聞などが後援。朝倉の猫作品を中心とした創作を振り返り、大分を拠点に活躍する美術家・安部泰輔さん、絵本作家で美術家のザ・キャビンカンパニー(阿部健太朗さん・吉岡紗希さん)の作品を交え、「令和から見た朝倉」を顕彰する。

 説明会には安部さん、阿部さん、吉岡さん、展示・構成などを担当した塩塚隆生さんと古庄恵子さん、グラフィックデザイナー長門敦さん、ウェブデザイナー木ノ下結理さんが出席。JR大分駅の恋塚秀和駅長も臨席した。展覧会会場の縮小模型とモニターを使い、同館の宇都宮壽学芸課長と梶原麻奈未学芸員が概要を説明し、出席者それぞれが見どころを紹介した。

 会場は1階展示室A。約1000平方メートルの横長の空間で、朝倉作品41点を明治、大正、昭和と時代順に配置する。猫関連の作品は22点で、猫の視点を意識した高低差のある展示とする。

 安部さんは朝倉作品を平面に落とし込み、展開図に模したオブジェを出品。ザ・キャビンカンパニーは展覧会の出口に飾る高さ約3.5メートルの大作「明日の門」を準備する。このほか、映像、写真、素描など朝倉の創作哲学や暮らしぶりを紹介する資料も併せて展示する。

 アトリウムでは参加者が描いた絵を安部さんがぬいぐるみにするワークショップ「しっぽの森」を連日開催。トークイベント、絵本読み語り会、ギャラリートークなども行う。

 開館時間は10時~19時(金曜・土曜は20時まで)。観覧料は、一般=1,400円(前売り1,200円)、大学・高校生=1,000円(同800円)、中学生以下無料。同展の会期は6月9日~8月15日まで。

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