大分経済新聞の2024年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、大分市の夫婦が自宅に造った「ひろかわバラ園」を紹介した記事だった。
ランキングは、今年1月1日から6月30日までの半年間に配信した「ヘッドラインニュース」のPVを集計したもの。10位までのランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 大分市の夫婦が個人バラ園無料開放 立体庭園に200種450株(5/18)
2. 大分の田ノ浦ビーチでジャカランダ見頃 青紫色の花々、夏の訪れ告げる(6/14)
3. 大分市「おかばる花公園」でネモフィラ見頃 休耕田が青い川に(4/17)
4. 大分・日出町の経塚山でミヤマキリシマが見頃 登山客「眺望も最高」(5/11)
5. 別府の南立石公園で緑色のサクラ「ギョイコウ」見頃 春風にゆらり(4/12)
6. 大分のご当地アイドル「SPATIO」が新体制に 下期は受験で活動休止(6/10)
7. 大分県立美術館で「没後50年福田平八郎」展 写実に基づく日本画の世界紹介(5/27)
8. 別府・明豊高校でキッチンカー就業体験 ワンオペの難しさ体感(6/21)
9. 大分県産完熟カボスを活用 セブン-イレブンが飲料と菓子発売(4/23)
10. 大分・日出町のヤマザクラ「魚見桜」が見頃 青空とナノハナ従え春色に(3/16)
1位のバラ園は、広川憲治さんと妻のまち子さんが敷地内に造った個人庭園。およそ500平方メートルの広さで、入り口から邸宅まで続く約70メートルのスロープ、2階建てのオープンテラスなど庭の高低差を生かした立体的な造りが特徴で無料開放が受けて人気。県内外から訪れる多くの人の検索対象となった。
2位のジャカランダは「世界の三大花木」の一つ。夏の初めに釣り鐘型で青紫色の花を鈴状に咲かせる。その美しい色合いと希少な存在から、2本が植えられている田ノ浦ビーチも花好きの間で人気スポットとなっている。3~5位も「見頃」ニュース。花どころ大分を後押しする形となった。
6位の「SPATIO(スパティオ)」は大分のご当地アイドル。6月から4人新体制でスタートを切ったが、中学3年の3人には来春の高校受験が控えている。受験勉強に集中するため10月下旬から約5カ月間、グループ活動を一時休止する。「学業優先アイドル」として話題となった。
8位は「明豊高校でキッチンカー」。高大連携クラス2年生を対象としたインターンシップの一環で、百貨店や観光施設などの実習先に加えて初めて導入した。一風変わった取り組みが多方面から注目された。