総合ゲームイベント「別府オフ」が11月2日~4日の3日間、別府のeスポーツ専用施設「e-XP」(別府市秋葉町7)で開かれる。イベント企画グループ「Just 4 Design」代表の門脇祐二さんが主催し、大分経済新聞などが後援する。
門脇さんはプレーヤーとして2019年から大分県のeスポーツ界をけん引。45歳の今も、戦場シューティングゲームのアジアランクに名を連ねる腕を持つ。現役プレーヤーとして活動する傍ら、e-XP内にキッチンカーを常設。ホットドッグなどの軽食を販売している。
「eスポーツとe-XPと別府への恩返しとして企画した」というイベント。個人で施設を借り切り、別府市制100周年記念と合わせて実施する。地域貢献を掲げて別府市民の入場料を無料にする。
施設内のゲーミングPC席を使い、ゲーマーたちが好みのゲームタイトルを競う「LANパーティー」(要予約)を開催。無料で遊べる昭和時代の「パックマン」「ストリートファイター」などのアーケードゲーム機、家庭用ゲーム機、マージャンの全自動卓を備えるほか、ベイブレード体験コーナー、射的やヨーヨー釣りなどの縁日ブースを用意する(一部有料)。ゲーム関連の機器などは自由に持ち込める。
開場時間は2日15時の開会式から4日15時の閉会式までの「48時間」。開催中の出入りは自由(高校生以下の入場は20時まで)。「LANパーティー」ブースの予約者には東京、新潟、静岡、兵庫からの参加者もおり、「飲食街や温泉施設や宿泊施設でゆっくりとした時間を過ごしてほしい」と別府観光も促す。
入場料は3種類で、いずれも3日間通し券。LANパーティー席は1万円。一般は、事前オンライン発売=1,000円、当日券=1,500円。チケット購入者には入場証として「オリジナルラバーバンド」を渡す。別府市民と6歳未満は無料。
「来年以降の開催も視野に入れている」という門脇さん。「参加者が顔を合わせる『オフ』の場を、年代問わず新しい交流を生み出す場所にできれば」と期待する。