大分に生花店「Alouette(アルエット)」(大分市府内町1、TEL 097-579-6819)がオープンして2カ月が過ぎた。
「大分では珍しい商品や国内で活躍する生産者が作った花をリーズナブルな価格で提供」がコンセプトの同店。市内で約18年間花の販売を行い、「自分のコンセプトに合った店を開きたい」と豊東(ぶんどう)剛さんが開いた。無店舗で販売するほか植栽の受注を受けていたが、「店を持ってほしい」という顧客の声に応えてオープンにこぎ着けた。
店舗面積は約12.5坪。店内は明るい木目調の床に茶色系の壁に仕上げ、花や観葉植物を随所に置き柔らかい雰囲気を演出。カウンターやイーゼルなどの什器は建築士の資格を持つ豊東さんが手作りしている。生花約40種と観葉植物約30種を常時品ぞろえしている。
店名の「アルエット」はフランス語でヒバリを意味する。豊東さんの母が生花店を営んでいたころの客を多く引き継いでおり、歌手・美空ひばりさんを好きな事から「女性らしい柔らかい感じがいい」と名付けた。
豊東さんは「たくさんのお客さまがゆっくり座って話せる、気軽に立ち寄ってくれる楽しい空間にしていきたい。アレンジメント教室も花代だけで引き受けている。花のことや植栽など何でも相談していただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は9時~20時。