大分・杵築の城下町周辺で12月13日・14日の2日間、城下町きつき楽市楽座のぼり祭り・今年初開催の「杵築はも・ハモ祭り」が開かれる。主催は実行委員会と杵築市商工会(TEL 0978-62-2539)
杵築市名産の農産物「ミカン」「きつき茶」や海産物「ちりめん」「カキ」など杵築の「食」が一堂に集まる同イベント。昭和40年代ごろまで日本三大牛馬市が行われていた「当時のにぎわいをもう一度」と商店主らで実行委員会を立ち上げ企画した。今回で5回目。
今回は水揚げがありながらも知名度のない魚「別府湾ハモ」をPRする初の祭り「杵築はも・ハモ祭り」を共同開催する。生きたハモを使い5匹を約4メートルのコースに並べ1位を当てる「ハモレース」(11時30分~)やハモの「骨切り体験」(1日20人限定)などを用意。ハモを使ったピザやコロッケなど1品200円の料理を食べ比べ参加者の投票でグランプリを決める「はも・ハモグランプリ」も開く。
出店数は既存の店舗やトラック市など合わせて約70店を予定している。
商工会の梅田輔信(すけのぶ)課長は「杵築の『食』をメーンに全てがそろう祭り。年末の買い物などにぜひたくさんの人に来てもらいたい。そして初開催のハモ祭りで杵築のハモを堪能してもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。