壇蜜さんが出演するCMが放映中のJR九州のキャンペーン「決めなきゃ、ダメ？大分vs鹿児島」で、ウェブ投票を受け付けている。1月9日現在の票数は、大分2682対鹿児島19541で大分が大幅に後れをとっている。

　特設ホームページで投票を受け付ける同イベント。両県への観光客を増やそうとJR九州が昨年10月から今年3月にかけて行う観光キャンペーンの一環として開催する。源泉数全国1位・2位の両県が誇る「温泉」を中心に、月ごとに設定したテーマで観光素材対決を行うのに合わせ、パンフレットやホームページ、フェイスブックなどで観光情報を紹介している。

　9月のウェブ投票「鉄道対決」は、大分11598票・鹿児島11263票、10月の「モデルコース対決」は、大分8292票・鹿児島8309票、11月の「温泉対決」は、大分44807票・鹿児島40619票、12月の「グルメ対決」は大分32586票・鹿児島31617票とこれまで大分が3勝1敗とリードしている。

　1月は、「見なきゃダメ！対決」、大分が「別府地獄めぐり」で海地獄・かまど地獄・血の池地獄を紹介、鹿児島が「桜島絶景めぐり」で名勝 仙巌園 尚古集成館・城山観光ホテル・長島美術館を紹介し対決に望んだ。これまでは両県とも譲らない攻勢が続く戦いとなっていたが、今回は現時点で大分が約16800票差の大差をつけられている。

　「1月の対決で負けると全7回の対決での敗北が確定する鹿児島が巻き返してきた」とJR九州大分支社営業担当。「今年は大分でデスティネーションキャンペーンも控えている。大分県民全体でさらに盛り上げていければ」と意気込む。

　投票は1日1端末1回のみ。