大分駅ビルのホテル、JR九州ホテルブラッサム大分(大分市要町、TEL 097-578-8719)と、地上80メートル、日本トップクラスの屋上温浴施設「シティスパてんくう」が4月23日、同時オープンした。
大分駅ビルの8階~18階に位置し、客室総数180室を備える同施設。ドーンデザイン研究所の水戸岡鋭治さんがインテリア・設計を担当した。客室には特注製作のテーブルや椅子などのオリジナル家具を設置。窓にはホテルとしては珍しい組子入り障子を採用し、細部にまでこだわったくつろぎの空間を演出している。
同時オープンの19~21階の屋上温浴施設「シティスパてんくう」は、総面積1500平方メートル、大人250人が利用でき、大分市内や別府湾を一望できる施設。地下700メートルからくみ上げた弱アルカリ性の天然温泉(泉質=ナトリウム炭酸水素塩泉)に加え高濃度炭酸泉も用意する。日本トップクラスに位置する屋上露天風呂や本格的なサウナやカフェラウンジを備え、これまでの大分にはなかった「都会的スパ」として周囲の期待は大きい。
ブラッサム大分の河内支配人は「予定通りグランドオープンできた。大分の新しい宿泊施設として観光の拠点を目指して頑張りたい。宿泊施設としての立場で県内の観光促進や活性化にも貢献していければ」と意気込む。
シティスパてんくうの営業時間は11時~24時(ホテル宿泊者は朝風呂も利用可)。入浴料金は、「露天・内湯プラン」(20階・21階利用)=大人1,500円・小人900円、「露天・内湯・ヒーリングスパプラン」(全施設利用可)=1,900円(ボディーケア・トリートメントは別途)。
ホテルでは現在、開業記念プラン宿泊プランを販売している。7月20日まで。