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別府で沖縄辺野古の現状を伝える映画上映会

カヌーで抗議するグループを抑止しようとする海上保安庁職員=森の映画社提供

カヌーで抗議するグループを抑止しようとする海上保安庁職員=森の映画社提供

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 別府ブルーバード劇場(別府市北浜1、TEL 0977-21-1192)で6月27日、沖縄県名護市辺野古を舞台にしたドキュメンタリー映画「圧殺の海 沖縄・辺野古」が上映される。

「危険な行為をするな」と海上保安庁の保安官たちに抗議する抗議船の船長

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 米軍普天間基地飛行場に代わる移設先の予定地である辺野古の現状を撮り続けて10年以上になる藤本幸久さん、影山あさこさんが共同監督として同地の姿を記録した同作品。映画上映実行委員会の代表中村英代さん(66)が「なかなか見ることのできない、情報として出てこない現地の状況を見てほしい」と上映会を企画した。

 映画は、建設予定地のある米軍キャンプ・シュワブ前に集まった市民が車両に立ちふさがる姿やカヌーで海へこぎ出す姿を映し出すほか、沖合での抗議運動を阻止する海上保安庁の職員と激しく衝突する場面なども映し出されている。

 中村さんは「映画を見て驚いたシーンはたくさんあった。考え方は人それぞれ、実際に起こっていることを知らなければ正しい判断はできない。映画を見て感じて、今の問題を考える材料になってほしい」と期待を寄せる。

 上映は10時、13時、16時、19時の計4回を予定。鑑賞料は500円。

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