大分発祥のご当地フードメニュー「とり天」のPRを目的とする「オオイタ・鶏ビアン」が7月18日、ガレリア竹町ドーム広場で始まった。
県内の食を代表する「とり天」は、1962(昭和30)年に市内で飲食店を営む2人が共同で考案したといわれている。同イベントは7月1日より始まった「おんせん県おおいたデスティネーションキャンペーン」に併せて、「とり天」などの食をPRする目的で企画された。
期間中、スマートフォンを使ってスタンプを集めた人に宿泊券などが当たるデジタルスタンプラリーや、お笑いライブ、ご当地ヒーローショー、とり天や空揚げなど大分を代表する食の屋台「とりパク屋台」など、さまざまなイベントを用意する。
18日に行われたオープニングセレモニーで、佐藤樹一郎大分市長は「全国的な観光キャンペーンなど大分をPRするチャンス。ソウルフード『とり天』など全国に大分の魅力を発信していきたい」とあいさつした。
「とり天応援団」の団長に市出身のお笑いタレント、えとう窓口さんが就任。えとうさんは「とり天が大好きで毎日食べている、とり天になりたい」あいさつして会場を盛り上げ、「九州、全国に宣伝することを誓います」と意気込みを話した。
市出身のアーティスト古城康行さんが制作、振り付けをしたPRソング「好きっちゃ!とり天」も披露された。
9月27日まで。