湯の町・別府の冬の風物詩「べっぷクリスマスHanabiファンタジア2015」が12月23日・24日の2日間、別府的ヶ浜公園・スパビーチ(別府市北的ヶ浜町)で開かれる。
1994年に別府青年会議所の一事業として始まった同イベントは今回で22回目。昨年は2日間で約18万人が来場した。主催は別府まつり振興会・冬の祭典実行委員会(野口町1、TEL 0977-24-2828)。
メーンの花火は20時から、各日6000発、計1万2000発打ち上げを予定。クリスマスソングと音楽をシンクロさせて打ち上げる幻想的な花火は毎年人気を集める。両日とも豊後ふぐ鍋雑炊や留学生によるアジアン屋台など約70店が出店を予定。別府駅に立つ油屋熊八の銅像にサンタの衣装を着せるなど町全体で盛り上がりを演出する。
今年は祝日の23日を「家族で楽しむクリスマス」、クリスマスイブの24日を「恋人たちのクリスマス」とテーマを設けた。公募で集まった別府市内の小学生が「サンタが街にやってくる」「ジングルベル」などのクリスマス定番曲を披露する「子ども達とクリスマスソングを歌う会」(23日)や、女性から人気を集める新人アーティストMACOさんや福岡の自称「100年に1組の逸材」ばってん少女隊などが出演する「OAB LIVE STAGE」(24日)など、多彩な催しが繰り広げられる。
特別企画として、老舗映画館「ブルーバード劇場」でフィルム映画の上映も行う。各日、白雪姫(17時15分~)とゴジラ(21時15分~)の2作品を上映。観覧無料(事前の申し込みが必要)。
別府市観光協会の佐藤大輔さんは「幻想的な花火のほか、屋台やステージ、サプライズなどでクリスマスを盛り上げる。恋人や家族と楽しいクリスマスを過ごしてもらえれば」と来場を呼び掛ける。
開催は両日とも17時~。当日はシャトルバスも運行も予定する。