大分市の生涯学習施設「関崎海星館」(大分市佐賀関、TEL097-574-0100)1階の展望室で1月1日、「初日の出観望会」が開催される。
九州の東端に位置し、肉眼の7300倍の集光力の60センチメートル反射望遠鏡を備えた同館。天体観測室での天体観測や、日本で唯一と言われる300度の海を臨める展望室のほか、オリジナルのグッズや宇宙食・天文グッズを取りそろえる。
元旦の6時~9時まで、特別に開館して開かれる年始めの恒例行事「初日の出観望会」は、毎年約300人が訪れる同館の人気イベント。「天気が良ければ、300度の美しい豊予海峡を望む同館展望室で四国から昇る初日の出を見ることができる」と同館の川田政昭館長は話す。
同館キャラクター「ドリームくん」グッズなど含む景品が当たるビンゴ大会や、宇宙雑貨・アクセサリーなどが入った福袋販売を予定するほか、先着200人に今回が初めてとなる「新年の始まりに幸せを持ち込んでもらいたい」と「幸福餅」の無料配布を予定している。
川田館長は「九州で唯一の女性解説員とともに初日の出の解説を行う。太陽の光が海の水面を走ってとても綺麗なので、写真スポットとしてもお薦め。一年の最初の日を浴びることによって新年も良い年になると思うのでぜひ初日の出を見に来てほしい」と来館を呼びかける。
開館時間は、月曜・水曜・木曜=10時~18時、金曜土曜日曜祝日=10時~22時、夏休み期間中=10時~22時。(休館日は、火曜日、12月29日~1月3日)。入館料無料。天体観測利用料は、一般=420円、高校生=210円、中学生以下=無料。
開館初日(1月4日)に「3大流星群」のうち、一年の最初を飾る流星群「しぶんぎ座流星群」の講座・観察会の参加者を募集している。