大分コンパルホール(大分市府内町1、TEL 097-538-3700)で6月11日、開館30周年記念イベントが開かれる。
図書館や公民館などを併せ持つ複合文化施設として1986(昭和61)年6月7日に開館し、今年で30年を迎える同施設。名称は公募で選ばれ、「親しい仲間が集い憩う場所」を意味する。
当日は2部構成でイベントを企画。第1部は30年間の歴史を振り返るスライド上映や「鐵心(てっしん)太鼓」による太鼓演奏、地元アーティストが製作したメッセージ幕に大分市長や市内の金池小学校児童による筆入れにより完成する「未来へのメッセージ幕」披露を予定する。
第2部は子ども向けイベントを中心に展開する。同館で開講している文化教室によるステージ発表、同施設を紹介するために職員が作曲した「パルちゃん音頭」をはじめ、同館のキャラクター「パルちゃん」の誕生日を祝い、智泉福祉製菓専門学校がロールケーキを高く重ね合わせた「タワーケーキ」を披露。12時から来場者先着500人に振る舞う。
このほか、風鈴作りやアイシングクッキー製作などのワークショップ、地元野菜や肉まんなどの販売コーナー、卓球室の無料開放などを予定する。
同館の中村美波さんは「これからもさらに親しまれるようにイベントや施設の運営を続けていきたい。多くの人に遊びに来てもらえれば」と話す。
開催時間は10時~15時。