大分県は10月3日、「シンフロ」動画の続編を公開した。
「おんせん県おおいた」の魅力を伝えるテレビCMの第3弾として、「日本一の温泉で、世界のみんなを沸かせたい」をキャッチフレーズに制作し多くの話題を集めた「シンフロ」動画の続編。タイトルは「ゆけ、シンフロ部!」。女子高生が主役で、部活動の「シンフロ」を通して育んだ友情をストーリー化したドラマ仕立てになっており、県出身者に古里大分へのUターンを促す狙いもある。
県内6市町、9カ所の温泉地などで撮影し、動画の背景には津久見市出身のシンガー・ソングライター伊勢正三さんの「なごり雪」をアレンジした曲が流れる。制作費は1,000万円。広告費などを合わせた総事業費は約3,000万円と発表した。
県広報担当の青木さんは「大分が故郷の人や観光など何らかの形で関わったことのある人に少しでも大分を思い起こしてほしい。大分をさらにPRできるとともにUターンや移住促進につながれば」と期待を込める。
3日から30秒のテレビCMを関西、福岡、県内で放送する。フルバージョン(4分30秒)はネットで公開している。