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大分で県内在住のデザイナーら「デザインカフェ」 29組参加、来場者との交流も

「デザインカフェ3」の様子

「デザインカフェ3」の様子

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 大分市アートプラザ(大分市荷揚町3)アートホールで、「大分デザインパワー2016 デザインカフェ3」が開催された。主催は大分県デザイン協会。

デザインカフェ会場の様子

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 2年に1度、同協会が「デザイナーの仕事を見てもらいたい」と、会員の活動報告の場を兼ね開いている同イベント。「デザインカフェ」としての開催が好評を得たことから、今回もデザインカフェ3として無料カフェスペースを用意し開いた。

 会場には29組のクリエーターが手掛けたブースに写真やイラスト、制作物などを多数展示した。

 そのほか、学生などの若手にデザインの楽しさや面白さを伝え育成に力を入れる「新聞広告学生コンペ」を開催。大分県立芸術文化短期大学、別府溝部学園短期大学、大分県立鶴崎工業高校の3校が参加し、クライアントは「大分県」と仮想してテーマ「大分が伝わるチカラ」に基づき全国の人をターゲットに63点の作品が集まり展示した。

 コンペの最優秀賞(大分合同新聞社賞)には大分県立芸術文化短期大学1年生の新本菜月(しんもとなつき)さん、優秀賞(おんせん県おおいた賞)に鶴崎工業高校3年の鶴田紗也さん、大分県デザイン協会賞に3人が選ばれた。

 3社でコラボレーションしたブランド「8fabulka」として出展した桜井暢子さんは「新たなコラボレーションによる展開を進める上でちょうど良いタイミングだった。来場者にデザイナーによるプロダクト製品をじかに見てもらい良いものづくりを感じてもらいたい。犬猫殺処分ゼロを目指す取り組みにもつながれば」と話す。

 同協会の越田剛史会長は「大分ではデザイナーによるデザイン展示会は少ない。デザイナーにとってもお客さまに見てもらって交流を交わすことで良い経験になる。若手育成も含め今後の県内のデザイン力の底上げにつながれば」と期待を寄せる。

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