日本航空が5月1日から、地域コラボレーション企画「新・JAPAN PROJECT 地域紹介シリーズ」で大分県を特集する。
「観光振興」と「農林水産品の6次産業化」をテーマに、日本航空が4月から取り組む同企画。4~6月の特集地域は「九州」で、4月の熊本特集に続き、5月は大分の食や地域を特集する。
国内線向け機内誌「SKYWARD」では「国東半島、神と仏の御座(おわ)す場所」と題し、国東半島を巡り、山岳信仰や修験道、六郷満山文化の歴史や地域の魅力を紹介している。国際線向けの同誌でも、大分県日田市を取り上げ、周囲を山々に囲まれ自然と歴史情緒あふれる水辺の街の魅力を紹介している。
5月の国内線ファーストクラスの機内食(夕食)では、「星野リゾート 界 阿蘇」(玖珠郡九重町)の大串桂史料理長が監修した、大分特産の椎茸をはじめとする九州の食材を使ったメニューを提供。このほか、1804年創業の「但馬屋老舗」(住所)の「荒城の月」、大分の地酒なども提供する。
飛行所要時間80分以上の国内線上り便(偶数便)では、お笑いコンビの「パックンマックン」が機内ビデオ番組で別府市鉄輪(かんなわ)温泉を紹介する。
「大分発着路線 搭乗キャンペーン」として、抽選でボーナスマイルを進呈する企画や、マイルを交換できる「とっておきの逸品」では、期間限定(5月1日~7月31日)で豊後牛しゃぶしゃぶや豊後とり天&空揚げセットなど大分の特産品を用意する。
同大分支店の甲斐弘之統括マネジャーは「『観光振興と農水産物のブランド化に磨きをかけ、地域と一緒に地域を元気に』をコンセプトに活動している。この活動により多くの人に大分の魅力を発信し、交流人口の創出、産業振興、地域活性化につなげたい」と意気込む。
大分特集は5月31日まで。