大分の中心市街地で10月21日・22日の2日間、秋恒例の音楽イベント「おおいた夢色音楽祭2017」が開かれる。
年間を通して音楽があふれ、道行く人が心和むような「音楽のまち大分」の実現を目的に2008年に始まった同イベントは今回で10回目。
市内の若草公園やホルトホール大分周辺、商店街、大分駅ビル前の大分駅府内中央口広場のほか10回目の今年は「中央通り歩行者天国」(21日)と同時開催する。歩行者天国のメインステージでは夢色コンテストの歴代グランプリ7組が出演する「レジェンドステージ」を予定する。
みんなのステージなど38カ所にストリートステージを設置する「みゅーじふる・たうん」に、東京や県内外から集まった過去最多のプロ・アマ約290組、1000人を超えるミュージシャンが出演し、100人を超える運営ボランティアが参加する。
若草公園では、「リズみんの夢色レストラン」で毎年好評の音楽祭限定「夢色カクテル」を3種類用意するほか、ご当地グルメの屋台などが軒を連ねる。
ミュージシャンの「夢」を応援する「夢色ミュージックコンテスト」では全国46組の応募の中から1次・2次予選を通過した10組が出演し演奏を披露しグランプリを競う。
スペシャルライブ「ファイナルナイト・ジャム」(22日17時~)のメインゲストには、「LINDBERG」の渡瀬マキさん、ジャズバンド「ザ・ショッキング」、姉妹都市のオースティン市(米国)、武漢市(中国)からミュージシャンを招き、ステージライブを予定している。
そのほか、各会場を周遊するスタンプラリーも予定している。
佐賀関和男事務局長は「10周年ということで過去最多の出演者が38会場で音楽演奏を繰り広げる。期間中の中心市街地は音楽で包まれる。目の前で繰り広げる音楽演奏に立ち止まって音楽の親しみやすさを感じてもらいたい。多くの来場者と演奏者が共に楽しめる音楽祭になれば」と期待を込める。
開催時間は11時~20時(会場により開始・終了時間が異なる)。