食べる 暮らす・働く

大分・亀塚古墳公園で「海部のまつり」 ハニワ作り体験も

大分市の公式インスタグラムに投稿された「亀塚古墳」

大分市の公式インスタグラムに投稿された「亀塚古墳」

  • 19

  •  

 大分市の亀塚古墳公園(大分市大字里)で10月22日、「海部のまつり」が開かれる。主催は街づくりグループ、商工会議所青年部などでつくる実行委員会。

[広告]

 古里の歴史に親しんでもらおうと毎年開かれる同イベントは今回で24回目。「亀塚古墳」は県内最大の古墳で形状は前方後円墳で、5世紀初頭の築造と推定されている。国の史跡に指定されたことをきっかけに公園を整備し広く知ってもらおうと祭りを始めたと言う。

 祭りでは、豪族や戦士、みこなどの衣装を身にまとった周辺住民ら約80人が古墳時代の儀式を再現し、古墳の外周を回って作り出し部に上る「登高の儀」や海・山の幸を納める「奉納の儀」、参加者に祝い餅をまく「祝い餅の儀」などを予定する。儀式を行う豪族長役には大分市の佐藤樹一郎市長が務める。

 会場には屋台13店舗が軒を連ねるほか、フリーマーケットやステージイベントを予定する。そのほか、子どもを対象に「はにわ作り」「まが玉作り」(以上300円)や古代の火おこしが体験できるコーナーも設ける。

 藍澤寛一実行委員長は「とてもきれいな古墳。多くの人に来ていただき見てもらいたい。祭りをきっかけに知名度向上につながれば」と期待を込める。

 開催時間は10時~16時。

大分経済新聞VOTE

大分県の1番の魅力は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース