大分でミリタリーグッズ(軍装備雑貨)を専門に扱う「レプマート大分中央町店」(大分市中央町1、TEL 097-576-9610)が11月1日、オープンした。
大分三重町店から移転オープンした同店は、アウトドア用品や軍装備雑貨などを通信販売するデジスト(豊後大野市三重町内山)が運営。同社は2004年の創業以来、サバイバルゲーム人気の後押しなどで業績を伸ばし、実店舗として、2013年に大分三重町店(今年10月1日閉店)、今年1月に東京・秋葉原「東京アキバ店」を出店している。
当初、大分市郊外に出店させる計画もあったが、「JR大分駅前のさらなる活性化への一助になれば」と商店街内に店を構えることにしたという。店舗面積はビルの2、3階合わせて約110平方メートル。エアガン、ナイフ、軍用の装備品など約4000点をそろえる。
「開店直後だが、大分唯一の専門店で、ミリタリー通販界では知名度もあるので客足は順調」と豊田恭一店長代理(44)。購買層は20~40代のサバイバルゲームを楽しむマニアの若者が中心だが、SNSなどで情報を集めた初心者が1人で来店して一式をそろえるケースもあるという。
一方で、「米国の軍や警察に納入しているものと同じ規格品を並べている」ことから、強度や耐久性、研ぎ澄まされた機能美を求めて軍用雑貨の転用を楽しむ一般客も訪れる。
ペンチ、ドライバー、ナイフなどの機能を一つにまとめた「マルチプライヤー」(4,600円)はキャンプ用品として使われ、レンズ部分の硬度試験をクリアした「シューティンググラス」(1,800円)はサングラスとしてオートバイ愛好家が購入していく。強化繊維を編み合わせたリュックサックやベルトなども日常使用として売れているという。
豊田さんは「サバイバルゲームファンはもちろん、キャンプや釣りにツーリング、普段使いにも役に立つ商品をそろえた。立ち寄りやすい立地なので一度見に来てほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~19時。水曜定休。