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大分で24時間似顔絵チャレンジ、クラウドファンディング活用で恩返しイベントPR

24時間似顔絵に挑戦する大澤さん(右)と今長さん

24時間似顔絵に挑戦する大澤さん(右)と今長さん

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 大分市の「ふくろうの森ビル」(大分市王子中町3、TEL 097-511-1293)で12月11日から12日にかけて、来場者の似顔絵を無料で描く24時間チャレンジイベントが開かれる。

 市内で会社を経営する今長学さん(34)と、プロの似顔絵師として大分で活動するイラストレーターの大澤真琴さん(33)が実施する同イベント。インターネットで資金を募るクラウドファンディング(以下CF)を活用して実施を予定する「インドへの恩返しプロジェクト」のPRの一環として行い、目標金額100万円の達成を目指す。

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 今長さんはインドにいた4年前、重度のアトピー性皮膚炎の症状により、ベッドから動けなくなるほど悪化した。知人の紹介でインドの伝承医学「アーユルヴェーダ」を取り入れた病院に入院し、薬草や油を使った治療を2週間続けたところ「劇的に回復」したという。「ひどかった皮膚炎が信じられないぐらい、スッと消えた。奇跡だと思った」と振り返る。

 身体的な回復のほか、3年間のインド生活で心も洗われたという。「テレビや映画で見た昭和の日本のような雰囲気と空気感に加え、子どもたちの瞳と明るい笑顔に癒され価値観が変わるのが分かった」と話す。

 帰国後、心身を救ってくれたインドへの恩返しを考えていた今長さんが、今年2月に知り合いを通じたイベントで大澤さんと出会う。似顔絵で子どもたちを喜ばせる姿を見て「インドの子どもたちも似顔絵で喜ばせたい。その笑顔を預かって日本の人に届けたい」と思い立ち、協力を依頼した。大澤さんも「今長さんの言葉にグッと来た。子どもたちの笑顔を絶対に見たいと思った」と快諾してプロジェクトが動き始めた。

 24時間似顔絵イベントは、口コミでCF出資者を増やす取り組み。開催場所の「カフェふくろう」を営む古山圭二さんが場所を提供した。古山さんは「2人の取り組みに共感して、すぐにウチでやればいいと申し出た。スタッフ含めて長時間付き合う」と笑顔を見せる。

 似顔絵を完成させる時間は1人約5分を予定する。大澤さんは3年前にもテレビの企画に合わせ24時間似顔絵に挑戦したことがあり、そのときは191人と向き合った。「今回は240人ぐらいまでは描く体力はある。来てくれたお客さんに直接、自分たちの気持ちを伝えたい」と意気込む。

 今長さんは「インドの人々に元気や勇気をもらって人生が変わった。その経験を一人でも多くの人に知ってほしい。会場ではどんどん質問してほしい。予約も不要なので多くの人に参加してもらえれば」と来場を呼び掛ける。

 似顔絵は無料。開催時間は、日付と関連付けて12月11日の12時11分~翌12日の12時12分まで行う。営業時間外の17時~翌朝10時までコーヒーを無料提供する。

 CFの締め切りは12月24日まで。

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