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創業138年別府竹瓦温泉で「ゆず湯」 癒やしの香りで冬至の朝ほっこり

市営竹瓦温泉「冬至のゆず湯」を楽しむ様子

市営竹瓦温泉「冬至のゆず湯」を楽しむ様子

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 二十四節気の「冬至」の12月22日、別府市の市営竹瓦温泉(別府市元町16)で恒例のゆず湯が用意された。

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 ユズを入れた風呂で体を温めると血の巡りが良くなることから「風邪知らず」といわれ、皮膚も強くなり傷などにも効くとされる。

 創業138年の同温泉も毎年のように「ゆず湯」を用意しているが、昨年は冬至と年末の大掃除の日が重なり「ゆず湯」を一日早めて実施していたため、この日は二年越しの「冬至のゆず湯」となった。

 男性用の浴槽には約100個が浮かび、6時30分の開店を迎えるころには湯船は湯気とともにかんきつの爽やかな香りで包まれた。

 出張で福岡からきたという3人組は43度と高めの湯に「熱い、熱い」と繰り返しながらも、ほっこりと温まる冬至の朝風呂を満喫した。

 別府市は、12月29日から1月3日の間、竹瓦温泉のほか、不老泉、田の湯温泉、海門寺温泉、永石温泉、浜田温泉、浜脇温泉を無料で開放する。

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