大分市中心部で2018年1月1日から、5商店街と2つの大型商業施設が連携して新春初売り企画「THE まちなかバーゲン」を開く。
2015年の大分駅の新駅ビル開業を機に始まった、中心市街地への集客とにぎわいの創出を目的とする同イベント。毎年、夏と冬の年2回実施しており、6回目の今回は120店が参加する。アミュプラザおおいたは1月1日から、ガレリア竹町、セントポルタ中央町、府内5番街、ふないサンサン通り、ふないポルトソールの各商店街とトキハ本店は1月2日からバーゲンやイベントを実施する。
目玉の「スペシャルまちなか福袋」は3日10時から、ガレリア竹町ドーム広場で販売する。1万3,000円相当の商品券入り福袋(1万円×200セット)、6,000円相当の買い物券入り福袋(3,000円×20セット)、ミニ自転車とバッグのセット(1万円×3セット)などを用意。大分都心まちづくり委員会バーゲン部会長の安達了剛さんは「福袋イベントは、毎年1時間半ほど前から行列ができ、全て完売するほどの人気。今回は、回遊性を高め、まちなかで使ってもらうために商品券を用意したので例年以上に盛り上がりそう」と話す。
2日11時からは、初のイベントとなる「まちなかちびっこ雪まつり」をふないアクアパークで開催する。公園内の水を抜き、人工降雪機で約4トンの氷を雪にして降らせる。小学生以下の子どもが対象で、広場で雪遊びができるほか、長さ10メートルのビニール製の滑り台をそりで滑って楽しむことができる。ガレリア竹町とセントポルタ中央町では、餅まき、ぜんざいや甘酒の無料提供を行う。
同委員会では、まちなかオリジナルパッケージの使い捨てカイロ約4000個を無料で配布する。1日=アミュプラザおおいたで1,000個、2日=トキハ本店で1,000個、各商店街で300~500個を配る。
企画委員長の児玉憲明さんは「回数を重ねるごとにまちが変化し、盛り上がっていくのがよく分かる。今回も熱いまちの姿を感じてほしい」と意気込む。
福袋や各種イベントの詳細、各店舗、商店街別の初売り情報などは、参加店舗や施設などに置いてあるパンフレットで確認できる。1月8日まで。