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大分県と山口県が観光で提携 「おん」泉&「オフ」泉の魅力紹介

「おん」泉&「オフ」泉の共同ウェブサイトトップ

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 大分県が山口県と協力して2月9日、共通ホームページ「おおいた×やまぐち『おんオフ』せん言!」を開設した。

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 「日本一の『おん』せん県」を旗印とする大分県と、肌の老廃物やストレスを除去(オフ)できる温泉が多いとする「『オフ』泉県」を掲げる山口県が連携して展開する同キャンペーン。山口県下関市出身で九州を中心に「温泉家」として活動するタレントの北出恭子さんがプロデュースする。景観、泉質、温度を切り口にそれぞれの温泉を紹介するほか、グルメや観光などの立ち寄りスポットなどを案内する。

 大分は、絶景の山温泉、肌を引き締めるという酸性泉、美白効果が見込める高温温泉の3項目で「久住高原コテージ・満天望温泉」「明礬(みょうばん)温泉・岡本屋」「ゆふいん束(つか)の間・束の間の湯」などを紹介。クレンジング・保湿効果を高めるとする、泉質の異なる温泉を巡る「機能温泉浴」についても説明している。

 一方の山口県は海温泉、肌に優しいアルカリ泉質、低温をテーマに、日本海を眺めながら入浴できる「下関つくの温泉」(下関市)、ツルツル肌になれるという「湯田温泉」(山口市)、刺激が少なくゆっくり入れる「錦帯橋温泉」(岩国市)などを取り上げている。

 国東市と山口県周南市を結ぶフェリーに加え、2016年4月に東九州自動車道が北九州市まで開通し、山口県とのアクセスが向上したことから、両県の観光担当が昨年から企画を練ってきた。本キャンペーンを足掛かりに今後、両県のほか、広島県、愛媛県などを巻き込んだ「西瀬戸エリア」を周遊する観光ブランドの確立を目指す方針。大分県観光・地域振興課では「山口県の魅力を知るのはもちろん、温泉の入り方など新しい発見を楽しめるサイトともなった。おんオフを比較しつつ利用してほしい」と呼び掛ける。

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