大分のサンキューアライズ(大分市皆春)が3月1日、電源を必要としないエコなiPhone(アイフォーン)用スピーカー「マジックボックス」を開発した。
整骨院経営をメーンとする同社は整骨院事業部、企画開発事業部、商品開発事業部、コンサルティング事業部から成る。
商品開発事業部が初めて開発した同商品A・B・Cの3タイプを用意。Aタイプ(1万500円~)は音を忠実に再現して増幅させる効果、Bタイプ(同)は音にこもりを加えて音に深みを与える効果、Cタイプ(1万4,500円~)はBタイプよりもさらに音を深くし、さらにこもりを加えた効果が、それぞれあるという。
カラーは4色で、それぞれ「艶有り」「艶無し」のタイプある。電源を使わず音を反響させることにより約15db(デシベル)増幅させる。
企画開発部室長の野村さんは「前職で得た設計のノウハウを活用して自社の商品を作りたかった。反響によって音を増幅、変化させるのはとても難しく、少しの削り具合の変化に苦労した。電源を気にすることなく使えるので少しでも多くのお客さまに試してもらえれば」と期待を寄せる。「大分から全国に向けて発信していきたい」とも。
価格は未定。準備が整い次第販売代理店などを通して販売を予定する。