大分地方気象台は3月23日、大分市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。
平年(3月24日)より1日早く、昨年(4月4日)より12日早い。今後、1週間から10日で満開となる見込み。
この日は14時に、大分市長浜町の気象台敷地内にある標本木で5、6輪以上咲いているのを職員が確認した。九州地方では一番遅い開花となった。
大分市の気温は、6時30分に1.9度と朝方は冷え込んだが、昼にかけて上昇、14時には14.8度を記録した。午前中には標本木に開花を待ちわびたメジロが羽を休め、咲きほころんだ花と戯れる姿も見られた。