大分市の平和市民公園多目的広場(大分市萩原緑町)で現在、「おおいた人とみどりふれあいいち」が開かれている。主催は大分市と同実行委員会。
毎年この時期に開かれている同イベントは26回目。今年は3月21日から5月の大型連休まで、庭木、花苗、竹細工、建具、墓石、庭園などを販売するほか、ステージイベント、体験教室を開く。
イベントが始まって初の週末となった24日は、好天にも恵まれ多くの来場者でにぎわった。会場には、ビオラ、パンジー、ガーベラなどの花々のほか、かんきつ類、カキ、ウメ、キウイ、サクランボの果樹苗木などがずらり。来場者はそれぞれのテントを品定めして回り、気に入った一本を買い求めていた。
この日は「ふれあい花壇コンクール」が開かれ、事前に応募した23組の家族連れなどが腕前を競い合った。大分市明野の漆間ますみさん(63)は孫娘3人を連れて参加。互いに協力し合い、パンジーなどの鉢植えを思い思いの場所に植え込んだ。「天気も良くて子どもたちも楽しんでいるので良かった」と笑顔で話した。
期間中、会場では出店が並ぶほか、野だてで茶も楽しめる。「ふれあい朝市」「せん定講習会」「盆栽講習会」「ガーデニング教室」などが日替わりで開かれる。25日は10時から野菜の朝市、11時と14時からアートパフォーマンスショーを開く。
開催時間は10時~17時。5月6日まで。