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臼杵市で「春の食フェス」 地元や交流都市の味に長蛇の列

大勢の来場者でにぎわう「うすき食フェス」

大勢の来場者でにぎわう「うすき食フェス」

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 臼杵市の「臼杵市観光交流プラザ」(臼杵市臼杵、TEL 0972-63-1715)と「サーラ・デ・うすき」(同、TEL 0972-64-7271)で5月3日、「2018春のうすき食フェス」が始まった。

パフォーマンスでオープニングを盛り上げた臼杵高書道部

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 同市の食の魅力を伝えるイベントで5回目。両会場で32店があわび飯、地魚のすし、ローストビーフ丼、ジビエ串焼き、ようかん、ケーキなど、臼杵らしさが詰まった食べ物を販売するほか、交流都市が自慢の味を持ち寄る。地元中高生によるパフォーマンスやワークショップ、無料上映会、ソフトクリームを進呈するスタンプラリー、臼杵オリジナル「うまい棒」配布(高校生以下)なども行う。

 大型連休後半の初日となる3日は、11時の開場前から大勢の市民らが来場。交流プラザでは、それぞれの店の前に長い列ができ、山菜おこわ「100年弁当」などは開店30分ほどで完売となった。交流都市からは香川県善通寺市が「讃岐もち麦ダイシモチ」を使った小麦色のうどんを販売。フェリーでつながる愛媛県八幡浜市が「ちゃんぽん」、南蛮文化で交流のある長崎県平戸市が「牛串」(以上、4日も出店)を提供した。

 臼杵高書道部はパフォーマンスでオープニングを盛り上げた。縦3メートル、横7メートルの大きな紙に3年生7人が「元気をくれる 笑顔が繋がる 心が安らぐ 臼杵の味」と書き上げ、会場から大きな声援を受けた。部長の平井美羽さんは「3年生として最後のイベント。今までで一番うまくできた」と笑顔で話した。

 そのほか「サーラ-」では、臼杵の食材を使ったスイーツなどを販売。海洋科学高の生徒5人がロープの結び方を活用したストラップを作るワークショップを開いたほか、餅の無料配布などが行われた。

 4日は「農産物のサンドイッチ」、5日は「ふぐのすし・唐揚げ」などを販売するほか、臼杵東、野津中のブラスバンド演奏、鯉のぼりづくりのワークショップなどがある。

 開催時間は11時~15時。5月5日まで。期間中は臼杵市役所を臨時駐車場として開放。交流プラザまで無料シャトルバスを運行する。

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