大分市の高崎山自然動物園(大分市神崎、TEL 097-532-5010)で5月8日、今年初めての赤ちゃんザルが生まれた。
同園によると、8日16時30分ごろ、えさやりの時間にB群のダンダン(雌、推定10歳)の腹部に赤ちゃんがしがみついているのを同園スタッフの菅本夕子さん(44)が見つけた。
赤ちゃんザルは雌。発見時にへその緒がついておらず、生まれたての特徴でもある真っ赤な顔でもなかったことから、6日午後から7日午前にかけて生まれたとみている。誕生日は確認した8日とする。
9日は14時のえさやり時に、寄せ場に赤ちゃんザルを抱えたダンダンが現れた。母子ともに健康な姿を見せ、来場者らを喜ばせた。
誕生に合わせて3月23日から行ってきた赤ちゃんザルの名前の募集も締め切った。応募総数は1,517件で、上位9位までが10票以上を集めているという。近日中に命名式を実施する。
サルの出産期は9月ごろまで続き、今後B群とC群で合わせて約150匹の出産を見込んでいる。同園では9日までに3匹の出産を確認しており「赤ちゃんたちは本当にかわいいいので、ぜひ一度会いに来てほしい」と呼び掛ける。