大分・臼杵で8月3日、地元の妖怪を題材にしたカードバトルイベント「うすきバケモノハンター」が臼杵市観光交流プラザ(臼杵市大字臼杵、TEL 0972-63-1715)で開かれる。主催は臼杵ミワリークラブ。
臼杵の言い伝えによる「小豆洗い(あずきあらい)」や「馬の首」などの妖怪を基本セット20枚のカードにしてオリジナルルールで対戦する同イベント。臼杵ゆかりの武将や偉人の武具などのアイテムを使って相手を倒す。同館2階の大蛇ゾーンで大蛇を倒すとレアカードを進呈する。
このほか、同館2階のギャラリーで九州在住の若手作家が描いた作品約46点が並ぶ「大分百鬼展」や臼杵の城下や市内を散策して「妖怪案内」をする「臼杵ミワリーツアー」も開く。
臼杵ミワリークラブは1998年(平成10年、)臼杵に伝わる妖怪、物の怪(け)、守護神などを発掘し、後世へ伝えるとともに、妖怪出現地の保護と妖怪話の市内外への宣伝を行い、妖怪による町作りや観光活性化を目的として設立された。現会員は15名。今回のカードは「会員と子ども」とで作った。
会長の渡辺さんは「親子でも楽しく遊ぶことができる。言い伝えだが臼杵の歴史を知ることができると思うのでこの機会にぜひ参加して楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
「毎年開催している城下町を散策するツアーはどこでどのお化けが出るなど面白い。合わせて楽しんでもらえれば」とも。
臼杵バケモノハンターは8月3日9時30分~。臼杵みわりぃ夏休みは9月8日まで。詳しくはホームページで確認できる。