大分市は3月7日、同市出身でお笑いトリオ「ぱーてぃーちゃん」メンバーの信子さんに「大分市魅力発信アンバサダー」を委嘱した。

大分愛を語る「ぱーてぃーちゃん」の信子さん

　信子さんは大阪府堺市生まれ。幼少期から大分市で育ち、金池小、上野ヶ丘中、大分南高で学んだ。芸歴は8年。2021年に結成した「ぱーてぃーちゃん」でブレークした。

　3月7日、市役所市長室で交付式が行われた。足立信也市長から委嘱状を受け取った信子さんは「大好きな自分を作り上げてくれたのは大分だと思っている。そうした若者を増やし、活気あふれる、キラキラしたミラーボールのような大分にしたい」とあいさつした。

　交付式を終えた信子さんは「アンバサダーになるのは、この仕事を始めたときの目標の一つで、本当にめちゃくちゃうれしい」と笑顔に。大分の魅力については「山と海に囲まれて料理もおいしいし、温泉もある。程よく都会で、程よくのどか」と語り、「住みやすい大分を、どこの誰よりもアピールしていきたい」と意気込んだ。

　「ぱーてぃーちゃん」は、信子さんと、すがちゃん最高No.1さん、金子きょんちぃさんから成るお笑いトリオ。ギャルとチャラ男による「パリピ漫才」で火が付き、トリオのほか個人でもテレビ、ラジオ、ユーチューブなどに多数出演。ORICON NEWS調べの2024年ブレーク芸人ランキングで1位になった。

　「大分市魅力発信アンバサダー」は市ゆかりの個人や団体で、大分市の歴史、文化、自然、食、物産などの魅力を発信してもらう目的で設置。これまでに北村直登さん（画家）、敷根崇裕さん（フェンシング選手）、成島出さん（映画監督）、平川雄一朗さん（演出家・映画監督）、廣津留すみれさん（バイオリニスト）、横浜キヤノンイーグルス（ラグビーチーム）、甲斐拓也さん（プロ野球選手）、財前直見さん（俳優）に委嘱している。信子さんは9組目（個人で8人目）。