大分でウェブ関連の開発を行うITベンチャー「イジゲン」(大分市府内町1、TEL 097-543-7779)が11月20日、新サービス「blessa(ブレッサ)」をスタートしたが、想定を超える申し込みにより受付を一時停止している。
同社は昨年11月、これまでに無い新しいサービスなど「新しい世界観で『異次元』を作りたい」と設立。スマートフォン用無料アプリ「AIRPO(エアポ)」を開発。成長戦略の第2弾として新サービスを20日にスタートした。
ブレッサは「世界に一つだけのギフトカードを贈ろう」をコンセプトに、誰でも簡単にオリジナルギフトカードを作って贈れるサービス。ギフトカードを贈られた人は、blessa上に出店している店舗群(ギフトモール)の好きな商品と交換することができる。
今回受付を一時停止した理由は予想を上回る申し込みに発行するカードの準備が追いつかない為としている。鶴岡英明社長は「申し込みを待ってもらう形になりお客さまにご迷惑をかけ申し訳ない。カード発行の提携先を増やして対応し、週明けには受注を再開したい」と話す。「今回の申し込みは個人のお客さまが中心。今後はビジネス向けのサービス、例えばショップのノベルティや結婚式の引き出物などオリジナルギフトカードによる新たな市場を構築していきたい」とも。
通常ギフトカードの発行には合計金額の10~20%の手数料を必要とするが、年内は無料キャンペーンを実施している。11月中にはギフトカードのデザインコンテストなども予定。11月25日から受注再開を予定している。