大分市ホルトホール大分福祉交流広場（大分市金池南1）で1月18日、小・中学生を対象にした「ものづくりフェアinホルトホール大分」が開かれる。主催は大分大学教育福祉科学部技術選修の学生。

使用予定のロボット

　2014年度子どもゆめ基金助成活動「いきいきものづくり教室2014」の一環で、計画・準備・運営の全てを学生が主体となって開く同教室。大分大学の「活き²プロジェクト」「Jr．サイエンス事業」などの支援も受け同大大学院教育学研究科2年の松山直弘さんが「子どもたちにものづくりの機会を与え、ものづくりを楽しんでもらうこと」を狙いとして企画し、今回で4回目となる。

　製作体験は「木のめいろ」「本のラック」「折りたたみいす」「手作りこま」のほか、オリジナルシールやしおり作りなどを予定している。いずれも当日12時に配布する整理券による先着順で、製作物により定員が異なる。

　出展協力としてファブラボ大分は3Dプリンターとオリジナルシール作りの実演を行う。運営には大分工業高校の生徒や楊志館高校の生徒もボランティアとして参加を予定している。

　学生代表の松山さんは「低学年でも問題なく参加できる。子どもの発達に合わせ教育福祉学部の学生が丁寧に付き添って教える。多くの子どもたちに気軽に参加してもらい、ものづくりの楽しさを学んでほしい」と来場を呼び掛ける。

　開催時間は12時30分～16時（予定）。参加無料。