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大分・臼杵で「古里映画学校」-ゲストに女優・常磐貴子さんも

「臼杵古里映画学校」パンフレット

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 大分・臼杵市民会館と市内各所で2月13日~15日の3日間、映画を教材として古里の原点を確認し、古里を学び、守り育てる「臼杵古里映画学校」が開催される。

「臼杵古里映画学校」のタイムスケジュール

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 古い里に潜む日本古来の知恵や、暮らしの文化に光を当て「守り」「残し」「未来に伝える」ための「町守り映画」を目指す映画作家の大林宣彦さんを名誉教授に迎え開く。

 今年のテーマは「9.11から3.11を経て、町残しの古里・臼杵から、明日へ。」。戦災にも遭わず、あるがままに生きている古里を「町残し里」として映画を教材として古里の原点を確認する。

 13日は開校式の後、現在上映中の臼杵映画・最新作「100年ごはん」や「なごり雪」「さびしんぼう」を上映。特別授業として「100年ごはん」関連イベントとして料亭喜楽庵(臼杵市城南9)で「稲葉藩・本膳料理」を食べ、そのゆかりの味を学ぶ。

 14日は全国に公募し集まった約50点の素材から選ばれた作品を使ってシナリオや撮影、編集、演技術などを教えながら古里映画を作る公開ワークショップ「古里映画をつくろう!」を開催。ゲストに女優の常盤貴子さん、須藤温子さん、俳優の細山田隆人さんらの客員教授や大林監督のスタッフが教授として参加する。臼杵市に隣接する津久見市出身のミュージシャン伊勢正三さんのライブ「なごり雪物語」も予定。

 15日は全国「古里映画」サミットを開き、新潟県長岡市や長野県上田市などから市長や市民などが参加する。開催日の3日間は各参加地域の古里自慢の一品が集まる「古里交流物産展」なども予定している。

 事務局の毛利一文さんは「古里映画の原点が臼杵にある。これからの街の残し方など映画を通じて学び古里について考えてほしい。臼杵から全国に向けて『古里映画』を発信していければ」と意気込む。「ワークショップでは、一般から公募した作品にプロが編集や音楽を付けたりし短時間の作品ができる実際にその様子を参加し見てもらえれば」とも。

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