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大分の農家が「農家・オブザイヤー2015」ノミネート-経営や農業技術称える

農家・オブザイヤーにノミネートされた「かぼっコリー」

農家・オブザイヤーにノミネートされた「かぼっコリー」

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 大分でカボチャとピーマンを栽培する2件の農家が消費者の声を基準に受賞を決定する「Oisix(オイシックス)」の「農家・オブザイヤー」にノミネートされた。

農家・オブザイヤーにノミネートされた「アップルピーマン」

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 消費者の「おいしい」という声などを評価基準に2005年から開始し、今年で11回目となる同賞。ノミネート農家は年間を通じて、消費者から反響数が多かった農家を候補者として選出する。

 最高金賞・銀賞・銅賞のほか、チャレンジ精神で新商品を登場させ新たな感動を届けた農家の「ニューフェイス部門」や、35歳以下または就農10年以内の次世代の農業を支える農家「若手部門」など5部門を用意。総勢48人のノミネート農家をインターネット投票により選ぶ。

 大分県からは選ばれたのは日出町でカボチャを栽培する青井輝男さんの種も皮も全て生で食べることのできるかぼちゃ「かぼっコリー」が農家・オブザイヤー部門で、竹田市でピーマンを栽培する佐藤賢一さんの苦みや臭みが少なく、果物のような風味のカラーピーマン「アップルピーマン」がニューフェイス部門でノミネートされた。

 青井さんは「長年いろいろな栽培方法を行ってきた。現在は一から自然と向き合って飼料栽培・自然農法にこだわっている。ノミネートされたことは素直にうれしい。農業を通じて良い物、おいしい物を今後も作っていきたい」と意気込む。

 佐藤さんは「独自の栽培方法でできるピーマンは、苦手な子どもでもうまいと食べてくれる。数ある農家から選ばれた事に感謝したい」と話す。

 オイシックス広報室の上田ゆうなさんは「お客さまの声を評価基準に表彰し評価することが良い物を生産する農家のモチベーションアップにも繋がっている。農家とお客さまをつなぐ立場としてこれからも良い商品を届けられるよう努力していきたい」と話す。

 結果は3月4日の農業会の活性化を目指すイベント「N-1サミット2015」内で発表される。

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