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大分・高崎山のボスザル「ベンツ」、動物園が死亡を認定

失踪前日に撮影した「ベンツ」高崎山自然動物園=©

失踪前日に撮影した「ベンツ」高崎山自然動物園=©

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 高崎山自然動物園(大分市神崎)は1月17日、昨年12月17日から行方が分からなくなっている人気のボスザル「ベンツ」を園の慣例に従い死んだと判断したと発表した。

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 園によると、ベンツは失踪前より歩く姿も少し弱った姿を見せていた。山から出て来ない状態が続き職員が餌を持って行くなど安否が心配されていた。推定35歳で人間に例えると100歳を超えている。

 「彼(ベンツ)とは20年にわたって関わってきた。長期にわたって園のスーパースターとして活躍したボスザルに感謝の気持ちとお疲れさまと言いたい」と楽園案内担当班リーダーの木本さん。

 高崎山で初めて2つの群れのボスを経験した。昨年9月には行方不明になるものの保護され復帰。そこで再びボスに復帰するなど「伝説のボスザル」の威厳を見せていた。

 過去には死亡を認定した後にひょっこり現れる猿がいた事もあるという。伝説のボスザル帰還に期待したいが園側も厳しい決断を迫られた。

 今月26日にお別れ会を開催する。当日入園無料。

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