大分の中心市街地3カ所に7月8日、九州のご当地アイスを販売する期間限定の路面店「街のコールドステーションKiinto(きいんと)」がオープンした。
20年に一度と言われる観光キャンペーン「おおいたデスティネーションキャンペーン」(以下DC)に合わせ、「中心市街地をくつろげる憩いの空間として演出したい」と市が企画した同店。
「中心市街地の人で運営できないか」との要望に大分まちなか倶楽部が委託を受け運営している。店舗は冷凍庫を積んだ3輪自転車で、大分駅前まちなか案内所、フォーラス前、赤レンガ通り大和証券前の3カ所で展開している。
取り扱うアイスクリームは木村ヤギ牧場の「やぎアイス」(大分)やニューヨーク堂の「カステラアイス」(長崎)、福智ブランドファクトリーの「ふくちリッチジェラート」(福岡)などの9種類。売れ行きなどにより商品の入れ替えも随時行っている。
アイスクリーム販売の藤井さんは「DC期間中、県内はさまざまなイベントでにぎわっている。多くのお客さまをおもてなしの心で迎え入れたい。おいしいアイスを用意して待っている」と呼び掛ける。「観光客向けに設置した椅子やテーブルを県内のお客さまが利用するケースも多く見受けられる。市内の人にもくつろげる空間として好評」とも。
営業時間は11時~19時。9月30日まで。