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大分「トイレ」テーマのアートフェスティバル「トイレンナーレ」が閉幕

クロージングイベントで記念撮影する関係者

クロージングイベントで記念撮影する関係者

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 大分市中心部のトイレを舞台に開かれたアートイベント「おおいたトイレンナーレ2015」が9月23日、閉幕した。

グランドフィナーレ企画を主催した「ナデガタ・インスタント・パーティー」

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 7月18日から68日間にわたって開催された同イベント。実際に使えるトイレを使用した全国初の芸術祭として開幕した。「ひらく」をコンセプトに16組のアーティストによる計14カ所の民間店舗や公園のトイレを作品・展示会場にしたほか、ワークショップや演劇公演、パフォーマンスなども開かれ中心市街地に賑(にぎ)わいを演出。内閣官房の「日本トイレ大賞」で地方創生担当大臣賞も受賞し話題を呼んだ。

 閉幕日には、グランドフィナーレ企画「ルーフトップメリーゴーランド」で会場の盛り上がりに続きクロージングセレモニーがあった。セレモニーで八坂千景実行委員長は「ここまでできたのも協力者のおかげで、毎月恒例のトイレ掃除はまだまだ続く。この盛り上がりでもっともっと発展につなげていきたい」。佐藤樹一郎大分市長は「日本中に広く発信されその取り組みが評価され賞にも選ばれた。今後もいろいろな取り組みをしていきたい」とあいさつした。

 山出淳也総合ディレクターは「さまざまな企画が多くの人の支援を受けた。大分はこれからもっと面白く、楽しい街になる。この経験を生かしてさらなる街づくりに生かしてほしい」と話した。

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