大分経済新聞の2015年PV(ページビュー)ランキングは、「クリスピー・クリーム・ドーナツが大分初出店へ」記事が1位に輝いた。
大分駅ビルのリニューアルや、大分県立美術館など県の大型施設がオープンするなど、県内中心部で変化のあった2015年。大分県内初出店となった「クリスピー・クリーム・ドーナツ」では世界共通プロモーションとして、オープン時に同社のドーナツをゲリラ的に無料配布する「DOUGHNUTS DROP(ドーナツ・ドロップ)」を行い、イベント時には長い行列できた。
ランキングは今年1月1日から12月25日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
(1)クリスピー・クリーム・ドーナツが大分初出店へ ドーナツ無料配布に行列も(4月5日)
(2)大分の水族館うみたまご新施設、名称は「あそびーち」-4月オープンへ(1月5日)
(3)全面開業でにぎわう「JRおおいたシティ」 初の週末に26万人(4月20日)
(4)別府で九州初「スライド・ザ・シティ」 公道封鎖、ウオータースライダー240メートル(8月17日)
(5)大分の家具雑貨店がオープン9カ月-北欧テイストの商品そろえる(3月12日)
(6)大分フォーラスが春のリニューアル 初のインキュベーションショップも(4月14日)
(7)大分駅北口のデジタルサイネージに期間限定「指原莉乃」さん(4月11日)
(8)大分駅ビル「JRおおいたシティ」 初日は予想を上回る来場客に(4月17日)
(9)大分駅ビル「アミュプラザおおいた」 来館者1000万人突破(8月18日)
(10)大分の郷土料理「とり天PRソング」話題に 指原さん起用CM予定も(12月3日)
2位には、動物の住む環境をイメージして造り、イルカに近寄って触れ合うことができる水族館うみたまごの新施設「あそびーち」の記事がランクイン。3位、8位、9位には全面開業でにぎわう「JRおおいたシティ」の記事、1位を含めトップ10以内に駅ビル関連の記事が4本上位を占め、高い注目と期待感を伺わせた。
4位は、別府の公道を封鎖し、全長300メートルの斜面と温泉水を使ったウオータースライダー「スライド・ザ・シティ」がランクインした。5位は北欧をテーマにした家具雑貨店「Hygge(ヒュッゲ)」のオープン記事で、個人店唯一のランクインとなった。
6位は、フォーラス発のインキュベーションショップや九州初・大分発などの店舗を新設した大分フォーラスの記事がランクインした。
今年の大分市中心部は駅ビルや大分県立美術館OPAMのオープンなど「100年に一度」と言われる変化の多い1年となった。観光連携事業「デスティネーションキャンペーン」、まちなかのアートプロジェクト「おおいたトイレンナーレ」などさまざまな活性化策も同時開催された。大分経済新聞では来年も、商店街の動きや地域の活性化に熱意のある店舗や個人をよりクローズアップし、旬の街ネタを伝えていきたい。