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大分フォーラスが春のリニューアル 初のインキュベーションショップも

リニューアルを進める大分フォーラス(吉崎館長とキャサリンハムネットラボの高橋店長)

リニューアルを進める大分フォーラス(吉崎館長とキャサリンハムネットラボの高橋店長)

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 大分フォーラス(大分市中央町1、TEL 097-536-8111)が現在、春のリニューアルを行っている。

フォーラス初のインキュベーションショップ「DISCOVER BY ACIDGALLERY」

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 フォーラスはイオンリテールの専門事業部として1987(昭和62)年に発足。ファッションビル事業として全国5都市に展開し、大分は1993年に4店舗目としてオープンした。

 店名の「FORUS」は「私たちのために」を意味し、英語の「for」と「us」を組み合わせた造語。多様化するライフスタイルに対応する都市型ファッション専門ビルの構築を目指している。

 「大分市中心部が大きく変革する中、他にはない店作りをしなければならない」と吉崎真店長。「遊べるファッションビル」をコンセプトに、3月21日からリニューアルを進めてきた。4月11日に5店舗が新たにオープンし、同24日に残り1店舗がオープンを予定する。

 新規オープンは九州初や大分発を含む11店。フォーラス初のインキュベーションショップ「DISCOVER BY ACIDGALLERY」ではテナント内に、自転車を切り口にした大分街乗りサイクルショップ「マチノリ」や、「アートを着る」をコンセプトに若手のアートを紹介する「ART TO WEAR」など県内のショップ10店を展開。そのほか、全国初のショップ「キャサリンハムネットラボ」や人気ファッションイラストレーター、ジェフリー・フルビマーリさんのイラストをデザインした商品アートなどを集めた「ジェフリー・フルビマーリ スーパーストア」、約20日間の期間でショップが入れ替わる新業態「ディスカバーアネックス」など。

 吉崎店長は「駅ビルのオープンで盛り上がり多くの人で集まる市街地で、大分では他にない独自の店舗を構えた。今までよりさらに工夫したウインドーディスプレーなどで、集まる人をどうやって館内に足を運んでもらうかが課題。『遊べるファッションビル』に一度立ち寄って楽しんでもらえれば」と呼び掛ける。「商店街などとの連携も積極的に行っている。地元により密着した商品や店舗を育てながら、大分から全国に向けて発信できるデザイナーなども見つけていきたい。『大分を元気に』をコンセプトに市街地を盛り上げていければ」とも。

 営業時間は10時~20時。

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